美容室では白髪染めをグレイカラー、おしゃれ染めをファッションカラーという使い分けがされており最近ではお客様にもこの言葉が認知されるようになってきました。
そんなグレイカラーとファッションカラーの違いをご説明させていただきます。
グレイカラーとは?
ナチュラルブラウン、アッシュブラウン、マットブラウン…
というようにグレイカラーには白髪を染めることをメインに作られているために濃いブラウンの色素が入っています。
メリットとしては①色持ちが非常に良い②白髪をカバーできるというのがあります。
デメリットとしては①暗い色で染めるとシャンプーの時にどうしても毛先まで薬剤がつくため毛先が暗くなっていく色がなかなか抜けなくなる②エイジング毛の白髪は撥水性になっていて薬剤が浸透しにくいので薬剤のパワーが強い③赤みが出やすいというのがあります。④白髪の量によって少ないと全体が暗く仕上がり重たく見えてしまう。
色持ちは良いといえば聞こえは良いですが..
色持ちが良いというのはメリットですが同時に、デメリットでもあります。
なぜか?!
6Lv以下の暗めの薬剤で染めれば色持ちは良くなりますが、逆に言えば、なかなか自然に褪色してくれないので短期間で染める場合、毛先にカラーが重なっていき毛先が黒くなっていく。
もし明るくしたくなった場合、一度脱染剤で色素を抜く必要があり濃い染料が蓄積されている場合、明るくなりにくくかなりのヘアダメージを覚悟しないといけない。
また、最初から明るく染めようとする場合は注意が必要です。
ヘアカラー剤は明るくする力と染める力のバランスによりカラーをしていきます。
例えば明るいカラーの場合、明るくする力8:染める力2、暗いカラーの場合、明るくする2:染める力8というふうにどう組み合わせて最終の耀さ、色味が決まっていきます。
そうすると必然的に明るく染めようとすればするほど白髪の染まりは悪くなります。
白髪率が高い方が美容室でなるべく暗い色をオススメされるのはそう言った理由があります。
薬剤のパワーが強いものが多い
ファッションカラーとグレイカラーはどちらがダメージするのか?と聞かれれば、グレイカラーの方が傷むものが多いです。
多いというのは細菌ではオーガニックカラーや酸性ベースのカラーが増えていて黒い髪を明るくできないカラー剤もありそれと比べるとファッションカラーの方がダメージが出てしまうため。
基本的に健康な髪は疎水性(親油性)といって油に馴染みやすく水に馴染みにくい状態です。
それがカラー、パーマ、紫外線などのダメージにより吸水性になり水に馴染みやすく、油に馴染みにくくなっていきます。
なので髪がダメージすると水を吸いやすくなるため乾きにくくなってしまいます。
そして白髪は撥水性になっていて水も油も寄せ付けないためパサつきやすくなりカラーの薬剤を弾きやすく、染まりにくいのでグレイカラーには白髪にカラー剤を押し込むために強いアルカリ成分と白を染めるための染料がより多く配合されているため負担がかかりやすくなります。
薬剤のパワーが強くなればそれだけ髪に負担もかかるので白髪を染める必要がない場合や黒染めのように色持ちを重視する場合以外はあまり使うことがないと言えます。
赤みが出やすい特徴も
ブラウンは日本人の髪色の構成に合わせて黄、赤、青の色で配合されていて日本人の髪は赤みが多いため、性質上、赤みが出やすくなるのが特徴です。
アッシュ系(寒色系)のカラーにしたい場合、グレイカラーのみで作るのはブラウンがベースとなっているため難しくなります。
最近では外国人風カラーの流行もあり赤みを抑えた寒色系のブラウンを使った白髪染めができるカラー剤も出ております。
白髪染めの赤みが嫌だった方には良いかもしれませんが、本来の白髪染めのメリットである色持ちの良さが失われることがわかっています。
サロンではメリットとデメリット両方を考慮して選択させていただいております。
ファッションカラーとは?
一般的におしゃれ染めのことです。
どこの美容室でも基本的に使われているカラー剤です。
アッシュ(青)、マット(緑)やピンクのような鮮やかなカラーがグレイカラーに比べ楽しめるのが特徴です。
もちろんファッションカラーにもブラウンはありますがグレイカラーと違って染料はそこまで濃くないので白髪は染まりません。
メリットとしては①グレイカラーび比べ鮮やかな色味を出すことができる②明るいカラーを楽しむこともできる③赤みを消した外国人風カラーができる(ブリーチ(脱色)が必要な場合もある)というのがあります。
デメリットとしては①色持ちが悪い(白髪染めと比べると)②白髪は染まりにくいというのがあります。
鮮やかな髪色にできる
綺麗な色味にするということを重視するならファッションカラーです。
流行の外国人風カラーのような色を作りたければ日本人特有の赤みがあるブラウンが邪魔なので自毛のメラニン色素を脱色しながら鮮やかな色味をファッションカラーで入れていきます。
透明感のあるカラーの場合は明るくする力のみのブリーチ(脱色)をしてから染めるダブルカラーが(明るくすす力と染める力を分けることにより通常トータル10が20のバランスで考えられるのでカラーの幅が広がります。)必要になってきます。
色持ちは良くない…
おしゃれ染めの色の持ちはおよそ1か月から2か月程度で抜けるように設計されています。
全く色が抜けない作りにしてしまうとカラーチェンジができなくなってしまうのです。
(例えば、アッシュ系から真逆のピンク系にするには一度中間の色にする等工夫は必要ですが…)
色の持ちが悪いというのは実はこれが原因でもあります。
まとめ
今日は白髪染め(グレイカラー)とおしゃれ染め(ファッションカラー)の違いについてまとめてみました。
まとめると一番の違いは染料(ブラウン)の濃さです。
グレイカラーには白髪を染めるため、日本人髪に合わせたブラウンが高配合されていて色持ちは良いがカラーチェンジがしにくい、暗めのカラーを繰り返すと抜けにくく毛先が黒くなっていくというのが特徴です。
対してファッションカラーはアッシュ(青)やピンクのような鮮やかな色味だけを入れることができ色持ちは悪いがカラーチェンジがしやすいというのが特徴です。
このようなメリットとデメリットが両者にはあり当店ではファッションカラーをベースに髪質、白髪の量を考慮して必要最小限の赤みの少ないブラウンをお客様に合わせて調合させていただいて明るい白髪染めも楽しんでいただけるように工夫しております。
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