そうなんですッ!!
髪は水でも傷んでしまいます。
元々弱酸性で安定する性質を持つ髪は
中性である水に触れるとpHが中性よりに移行され
たんぱく質とたんぱく質の間に隙間が生まれてしまいます。
この隙間に水が入り髪を膨らませて、キューティクルが開いてしまい
髪が不安定な状態になってしまいます。
ではよく聞くpHってなんなんでしょうか?
ひとことでいうと、アルカリ性・中性・酸性といった
性質を図るものさしです!!
pHは1~14までの値があって、その中心のpH7を
『中性』、それよりも低い値を『酸性』その逆を『アルカリ性』といいます。
レモンなどはpH2~3の酸性ですっぱいことを『酸味』とかいいますよね?
石鹸などはpH9~10でアルカリ性となります。
大阪の水道水は平均pH7前後なので中性~弱アルカリ性です。
髪はアルカリ性に傾くとキューティクル開くという性質があり、
パーマやカラーはこの性質を利用して髪をアルカリ性に傾け
薬剤などを作用させ変化を起こしていきます。
水で濡れることで中性~弱アルカリ性になり膨潤するので
カラーの色が流出し退色を起こしてしまい染めた直後よりも明るくなってしまい
髪の栄養・潤いも流出していくのでパサつきやすくなっていってしまいます。
そのため洗い流さないトリートメントなどの商品が多くなり
ドラッグストアでも多く見かけるようになりました。
いろいろな成分が出てきていてそれぞれにメリット・デメリットが
存在するのでそれをしっかり理解されている美容師さんと相談して
髪を綺麗にしていきましょう♪♪